最新のコンピュータ管理システムで無人化を推進しています。

当社では、主に自動車部品の金属塗装を行っていますが、メーカーサイドのカンバン方式により、
高品質、短納期が求められ、一方では多品種少量生産が主流になってきています。
これら顧客ニーズに応えるべく、受け入れから出荷までの一体化した自動ラインを完成させました。
塗装ラインは、カチオン電着を設置。これに連結した自動搬送ラインはコンピュータ管理され、
各システムとオンラインで結ばれ、正確な出荷管理をします。

自動カチオン電着塗装装置

当社では、電着槽がオートスライド方式によりコンベアーライン上に移動す る装置で、カチオン電着塗装のラインを設備化しています。常に安定した品質を確保する為、防錆性及び塗膜の密着性を考慮し、15mに及ぶ脱脂工程、純粋洗、水切り乾燥炉の入口に設置されたセンサー(被塗物に残った水滴を感知し、ウォータースポットの発生を防止する)の採用。また化成皮膜工程で生ずるスラッジを自動除去するセパレーターの設置。かつ薬液加温では、スラッジが付着しやすいパネルヒーターを取り止め、当社独自のノウハウで対処しています。その他、克明なデータの蓄積、日頃のライン設備の保守、点検などを行い、更なる品質の向上に努めています。

カチオン電着塗装装置

  • 浸透方式により複雑な形状被塗物も塗装出来ます。
  • 電気量の調節により、目標とする均一な膜厚が可能です。
  • 電着後の塗膜に含まれる水分が微量のため、たれ、たまり等がなく塗装不良がありません。
  • ライン化により省力化、生産性の向上が図れます。

カチオン電着塗装の特徴

  • 浸漬方式による複雑な形状の被塗物も塗装できます。
  • 電気量の調整により、目標とする均一な膜厚が可能です。
  • 電着後の塗膜に含まれる水分が微量のため、たれ、たまり等がなく塗装不良がありません。
  • ライン化により省力化、生産性の向上が図れます。

主要設備

全長:250m
速度:1.8~2.5m/min
装着装置:電着槽(スライド方式)
水切乾燥:50℃×15min

ワーク寸法

ワーク寸法